「エンジニアが必要な本。」ここまでのまとめ。それとおまけ。
Andy Hertzfeld, Steve Jobs, Bill Gates
「エンジニアが必要な本。」という事で最近読んだ本のご紹介です。第四弾。これも少し以前に読んだ本です。
内容は技術書とはちょっと毛色が変わっています。コンピュータ業界の黎明期を振り返るものです。
マッキントシュが世間に登場するまでの実話です。
レボリューション・イン・ザ・バレー―開発者が語るMacintosh誕生の舞台裏
アンディ ハーツフェルド (著), Andy Hertzfeld (原著), 柴田 文彦 (翻訳)
出版社: オライリージャパン ; ISBN: 4873112451 ; (September 2005)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492501479/kudodetective-22/ref%3Dnosim/250-7948958-0716228
Andy Hertzfeldが、マッキントシュを作る過程での色々な人間模様が克明に記載されています。彼のブログで書かれた思い出を纏めたものです。なんだか綺麗なアルバムみたいな装丁になってます。
Folklore.org: Macintosh Stories
http://www.folklore.org/index.py
特にスティーブ・ジョブズの変人ぶりが伺えます。コード一行も書けない癖に、何でも自分の思い通りにならないと気がすまない。。。近くに居たらすげー嫌な奴なんだな、きっと。だからカリスマなんだろうけどさ。
コチラは大御所スティーブ・ジョブズだけをフィーチャした本です。
スティーブ・ジョブズ-偶像復活
ジェフリー・S・ヤング (著), ウィリアム・L・サイモン (著), 井口 耕二 (翻訳)
出版社: 東洋経済新報社 ; ISBN: 4492501479 ; (November 5, 2005)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492501479/kudodetective-22/ref%3Dnosim/250-7948958-0716228
Icon: Steve Jobs, The Greatest Second Act in the History of Business
Jeffrey S. Young (著), William L. Simon (著)
出版社: John Wiley & Sons Inc ; ISBN: 0471787841 ; (2006/04/30)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0471787841/kudodetective-22/ref%3Dnosim/250-7948958-0716228
彼がどうやってアップルを作りそして追い出されたか?
どんなに嫌な奴かを如実に描き出しているノンフィクションです。
やっぱりという感じですが、彼のセンスの良さや思い込みの凄さ、執念深さはやはりカリスマなんでしょう。
「スティーブ・ジョブズ」と「ビル・ゲイツ」が比較されているのは、二人とも最強のカリスマであり、最近の記事でも良くあります。
でも自分の実際にボスになってもらうのであれば間違いなくビル・ゲイツであることは間違いないでしょう。エンジニアの皆さんは。
アップルとマイクロソフトのどっちが好きかは別として。
「ジョブズとゲイツ」比較コラムに手厳しい批判(上)
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20060130201.html
「ジョブズとゲイツ」比較コラムに手厳しい批判(下)
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20060131206.html
ジョブズとゲイツ、真の「善玉」はどっち?
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20060126201.html
最も尊敬するリーダーは、B・ゲイツとS・ジョブズ--米調査
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20093055,00.htm?ref=rss
Gates, Jobs top leadership list
http://news.com.com/2100-1014_3-5995093.html
おまけです。
既にご存知の方も多いと想いますけど、
スタンフォードでのスティーブ・ジョブス感動のスピーチです。
ジョブスはココの卒業生ではないのですけれど、
スタンフォードの大学卒業祝賀スピーチをしています。
'You've got to find what you love,' Jobs says
http://news-service.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505.html
日本語訳はコチラ
http://pla-net.org/blog/archives/2005/07/post_87.html
音声(生声)も聴けます。是非、肉声を一度お聴き下さい。
Presenting Stanford on iTunes
http://itunes.stanford.edu/
ココの
Stanford > Heard On Campus > Interview and Speeches
にあります。
本を読んでからスピーチを聴くとまた違う味わいも出てきます。
(違う意味でね。)併せてどうぞ。
最後に、Steve Jobsのスピーチの一説です。
「Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. 」
御興味があれば御覧下さいませ。
The Search, Google History
「エンジニアが必要な本。」という事で最近読んだ本のご紹介です。第三弾。
そして最近富に注目を集めているグーグルについての話です。
これもちょっと以前に読んだものですが、
グーグルを通してインターネットを振り返ることが出来ます。
ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
ジョン・バッテル (著), 中谷 和男 (翻訳)
出版社: 日経BP社 ; ISBN: 4822244873 ; (November 17, 2005)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822244873/kudodetective-22/ref%3Dnosim/250-7948958-0716228
どのようにしてグーグルが登場し世界征服しようとしているのか?
時系列にその周りの状況が把握できるように書かれています。
現在のコンピュータ業界を知る上で重要な資料となるでしょう。
Joel on Software, The book which Needs an Engineer.
「エンジニアが必要な本。」という事で最近読んだ本のご紹介です。第二弾。
Joel Spolskyという人が書いた本です。
Joel on Software
Joel Spolsky (著), 青木 靖 (翻訳)
出版社: オーム社 ; ISBN: 4274066304 ; (December 2005)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274066304/kudodetective-22/ref%3Dnosim/250-7948958-0716228
口語調で多少柄が悪いですけど、内容は多岐に渡ります。
ソフトウェアのあり方、開発プロジェクトに関してまた組織や会社が健全か否か?
マイクロソフトの内情等、いろんな事が満載でご参考になると思います。
ある側面でも真実を突いていると想います。面白くもあり頷ける事ばかりです。
一粒で二度美味しいです。(この本は友人に教えて貰いました。)断片的に何度も読み返しています。宜しければ御覧下さいませ。
ウェブサイトもあります。コチラもどうぞ。
Joel on Software
http://www.joelonsoftware.com/
Joel on Software 日本語
http://japanese.joelonsoftware.com/
Joel Spolskyの会社です。
Fog Creek Software
http://www.fogcreek.com/
Theory of Web Evolution - Mr. Umeda
「エンジニアが必要な本。」という事で最近読んだ本のご紹介です。第一弾。
今更ながらですか梅田望夫著「ウェブ進化論」です。ベストセラーになって本屋で平積みになったり、テレビで紹介されたりと凄いものです。
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる ちくま新書
梅田 望夫 (著)
出版社: 筑摩書房 ; ISBN: 4480062858 ; (2006/02/07)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480062858/kudodetective-22/ref%3Dnosim/250-7948958-0716228
タイミング良くなのか世間の方々も興味深々なのでしょう。ちゃんとこの現象を捉えているか別としてですけど。でもとりあえず興味を持ってくれることが大事でしょう。
出版記念座談会のポッドキャスティング があります。是非どうぞ。
■[コラム]梅田望夫がブロガーと語る「ウェブ進化論」ポッドキャスティング
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20060207/p1
第一部 これからのメディアについて(梅田望夫がブロガーと語る「ウェブ進化論」ポッドキャスティング
http://hatenastaff.g.hatena.ne.jp/files/hatenastaff/52dcdf82c87e599b.mp3
第二部 これからのSNSとブログについて(梅田望夫がブロガーと語る「ウェブ進化論」ポッドキャスティング)
http://hatenastaff.g.hatena.ne.jp/files/hatenastaff/e8b3ae80d30351c5.mp3
最近の「ウェブ進化論」関連ニュース。
■[ウェブ進化論] 3月26日(日)日経新聞朝刊に「ウェブ進化論」半五段広告掲載
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20060325/p2
■[ウェブ進化論] 「ウェブ進化論」の梅田望夫氏に麻布の蕎麦屋で聞いた話(ロングインタビュー)
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20060318/p1
【「ウェブ進化論」の梅田望夫氏に麻布の蕎麦屋で聞いた話:前編】「分かってほしい」熱気に驚いた
http://nb.nikkeibp.co.jp/free/x/20060320/20060320005444.shtml
【「ウェブ進化論」の梅田望夫氏に麻布の蕎麦屋で聞いた話:後編】ウェブの頭脳とリアルの歯車を噛み合わせろ!
http://nb.nikkeibp.co.jp/free/x/20060320/20060320005445.shtml
■[ウェブ進化論] ネットは書籍出版を変えるか(インタビュー記事)
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20060317/p1
筑摩書房の「Webちくま」「梅田望夫インタビュー・ネットは書籍出版を変えるか」
http://www.chikumashobo.co.jp/new_chikuma/shinka/index.html
『ウェブ進化論』(梅田望夫著)話題沸騰!
http://www.chikumashobo.co.jp/top/060208/index.html
モジックス Zope ジャンキー日記
梅田望夫 『ウェブ進化論』 は、「氷山の一角」のような本
http://mojix.org/2006/02/11/223518
江島健太郎
梅田望夫氏の「ウェブ進化論」を読んで
http://mojix.org/2006/02/11/223518
「ウェブ進化論」の梅田望夫氏が語る“Googleという隕石”(前編)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060301/231341/
「ウェブ進化論」の梅田望夫氏が語る“Googleという隕石”(後編)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060301/231483/
「ウェブ進化論」著者、梅田望夫さん(45)に聞く(上)
チープ革命が総表現社会を実現する
http://www.asahi.com/digital/column/column03_1.html
「ウェブ進化論」著者、梅田望夫さん(45)に聞く(下)
不特定多数の参加で、ネット全体が賢くなる
http://www.asahi.com/digital/column/column03_2.html
Brian W.Kernighan, The Practice fo Programming
「エンジニアが必要な本。」という事で以前に読んだ本のご紹介です。第五弾。
これは友人(コー)に紹介して貰ったのですが、読んだ(?)のは大分前のはずです。最近、部屋の雑多に積みあがった箱(漫画本)を整理していてこの本が出てきました。どうやらまた読みなさいというお知らせみたいなので、読み返してみることにしました。そいうわけで、前にちゃんと読んでいないという事が発覚しました。。。
行き成りエピローグから抜粋ですが、
「簡潔性と明瞭性は何よりも重要だ。
これ以外のものはすべてここから派生すると言っても過言ではない。」
本質であります。Appendizに「ルール集」という数ページが挿入されています。自分なりのスタイルを作りなさいという事に他ありません。
内容は少し古く感じるかもしれませんが、普遍的です。プログラムを書こうという方は、御一読をお勧めします。
プログラミング作法 アスキー アジソンウェスレイシリーズ
ブライアン カーニハン (著), ロブ パイク (著), Brian Kernighan (原著), Rob Pike (原著), 福崎 俊博 (翻訳)
出版社: アスキー ; ISBN: 4756136494 ; (2000/11)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756136494/kudodetective-22/ref%3Dnosim/250-7948958-0716228
個別の内容は少し難しいかもしれないけど頑張りましょう。だって、ブライアン・カーニハン(Brian W.Kernighan)だし。ブライアン・カーニハンって人知らない?デニス・リッチー(Dennis MacAlistair Ritchie)と二人でC言語を作った人ですよ。
プログラミング言語C ANSI規格準拠
B.W. カーニハン (著), D.M. リッチー (著), 石田 晴久 (翻訳)
出版社: 共立出版 ; ISBN: 4320026926 ; 第2版 版 (1989/06)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320026926/kudodetective-22/ref%3Dnosim/250-7948958-0716228
Theory of Web Evolution and The gross expression society and Murakami Haruki
■[コラム] 総表現社会と村上春樹の言葉
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20060426/p1
村上春樹さんの台詞。
「僕がそのとき思ったのは、一つひとつの意見は、あるいはまちがっているかもしれないし、偏見に満ちているかもしれないけど、全部まとまると正しいんだなと。」
村上春樹さんの話は的を射ています。(探偵自身は、村上春樹さんの本ほとんど読んだことないんですけど。。)梅田望夫さんも深く同感されている模様。
総表現社会。悪い面がフィーチャされなければ良いのですけど。ちょっと不安もありますね。
村上春樹.com
http://www.murakami-haruki.com/
村上春樹さんのことは知りません。本すら読んだ事ないし。でもフォースにはダークサイドもあるし。暗黒面には気をつけないと。森羅万象、陰と陽って事ですね。北斗神拳と南斗聖拳。それとも南斗水鳥拳?
Theory of Web Evolution and The gross expression society and Murakami Haruki
■[コラム] 総表現社会と村上春樹の言葉
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20060426/p1
村上春樹さんの台詞。
「僕がそのとき思ったのは、一つひとつの意見は、あるいはまちがっているかもしれないし、偏見に満ちているかもしれないけど、全部まとまると正しいんだなと。」
村上春樹さんの話は的を射ています。(探偵自身は、村上春樹さんの本ほとんど読んだことないんですけど。。)梅田望夫さんも深く同感されている模様。
翻訳教室
柴田 元幸 (著)
出版社: 新書館 ; ISBN: 4403210880 ; (2006/02)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4403210880/kudodetective-22/ref%3Dnosim/250-7948958-0716228
総表現社会。悪い面がフィーチャされなければ良いのですけど。ちょっと不安もありますね。
村上春樹.com
http://www.murakami-haruki.com/
村上春樹さんのことは知りません。本すら読んだ事ないし。でもフォースにはダークサイドもあるし。暗黒面には気をつけないと。森羅万象、陰と陽って事ですね。北斗神拳と南斗聖拳。それとも南斗水鳥拳?
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる ちくま新書
梅田 望夫 (著)
出版社: 筑摩書房 ; ISBN: 4480062858 ; (2006/02/07)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480062858/kudodetective-22/ref%3Dnosim/250-7948958-0716228
caben of technique, Lost Technical Capabilities
友人(コー)が紹介してくれた本。
内側から見た富士通「成果主義」の崩壊 ペーパーバックス
城 繁幸 (著)
出版社: 光文社 ; ISBN: 4334933394 ; (2004/07/23)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334933394/kudodetective-22/ref%3Dnosim/250-7948958-0716228
書評より引用。。。
「いかに正しく評価するかといった、成果主義の根本からして誤っていた」
「自分に厳しいハードルを課す上司たちが保身ばかりに関心を寄せる姿」
まさにそのもの。どこの社会、組織でも似たようなものですね。機会があれば是非読みたいです。。。でも読みたくないような気もするんだよね。。。現実世界としての既知感がある。。
そしてもう一冊。
技術空洞 Lost Technical Capabilities 光文社ペーパーバックス
宮崎 琢磨 (著)
出版社: 光文社 ; ISBN: 4334933793 ; (2006/04/21)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334933793/kudodetective-22/ref%3Dnosim/250-7948958-0716228
内容は不明だけど、「技術空洞」というタイトルに関係ありそうなので、今読んでたこれもどぞ。
人材不足?の背景 「雑種路線でいこう」
http://d.hatena.ne.jp/mkusunok/20060426/hr
プログラマの種類とキャリア 「naoyaのはてなダイアリー」
http://d.hatena.ne.jp/naoya/20060426/1146033672
個性とキャリアパス 「雑種路線でいこう」
http://d.hatena.ne.jp/mkusunok/20060426/hybrid