思いつきで書く Ruby の周辺に住む薀蓄、というよりはメモ書きみたいなものです。
概ねは皆さんも知ってる当たり前のことを書くことになるかと想います。
でも筆者はメメントなのでどこかに書き留めて置くこととします。
メモの本来の意義は、忘れるためなのですから。
第壱回は、「MRI」の巻です。
MRIという言葉をご存知でしょうか?
そう違います、MRI: Magnetic Resonance Imaging (核磁気共鳴画像法)のことではありません。こっちの方が認知度高いのでしょうけど。。。
MRIは体の中の写真を撮れる機械なんですけど断層画像だけじゃなくて三次元画像も撮れるし、時間変化まで捕らえることが出来る優れものらしいのです。でもなんだかリアル脳内メーカーみたいな。。。そうではなくて、いつもながらに脱線しちゃいましたが、
Rubyの世界でのMRIは、"Matz's Ruby Interpreter or Ruby MRI" ということらしいのです。つまりは、皆さんお使いのインタプリタのことです。そです、コマンドラインに "ruby" って打ち込んでいますよね、アレです。因みに "ruby" って書くとインタプリタを指すのですが、"Ruby"って大文字で始まる書き方をすると、プログラミング言語そのものを指すことになるのだそうです。
"MRI" これは言わば、公式のインタプリタということでそういう言い方をするのだそうです。ですから、"MRI" 以外にもRubyインタプリタの実装は存在する訳です。最近話題なのは、JRuby ですよね。JRuby が出たお陰で、MRIは CRuby とも呼ばれるそうな。JRubyはJava言語でRubyインタプリタを実装したのに対して、MRIはC言語で実装しているからそう呼ばれるらしいですよ。
公式のインタプリタ
まつもとゆきひろによって開発されはじめたC言語による実装であり、最も広く使われている。他の実装と区別するため、CRuby、ないしはMRI(Matz' Ruby Implementation)と呼ばれることもある。
UNIX、Linux、Microsoft Windows、MS-DOS、Mac OS X、OS/2、Amigaなど多くのプラットフォームに移植されている。
ちなみにというか既にお気づきでしょうけど、Matzというのは、まつもとゆきひろ氏の通称だそうです。
「うまれたてなのれす。よろしくおねがいちます。」
しゅつえん、やせいのあかちゃんうさぎちゃん。
今日はここまで。次回にもご期待下さい。