探偵の師匠の記事がアスキードットテクノロジーズという雑誌に掲載されました*1。現在絶賛発売中です。
ASCII .technologies ( アスキードットテクノロジーズ ) 2010年 01月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/11/24
- メディア: 雑誌
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ところで、「月刊ASCII.technologies」という雑誌は、(旧) UNIX MAGAZINEだそうです。知らないうちに変わっていたんですね。UNIX MAGAZINEは、1986年10月に創刊ということでので、時代の変化も確実にここにありますね。
アスキー、「NETWORK magazine」「UNIX magazine」を統合「月刊ASCII.technologies」として新装刊
以前は UNIX MAGAZINEは、探偵は欠かさず毎号何度も電車で読み返して愛読してましたよ、勿論。内容濃すぎて、当時の探偵には解らないことだらけだったけど、何度も何度も分かりそうなところ探して読んでいました。そのうち、少しだけ読めるところも増えてきましたし、ね。でも一番読んだのはやっぱり、坂本文さんのUNIX入門の記事でしたけど。
『坂本文著、たのしいUNIX- UNIXへの招待 』
たのしいUNIX―UNIXへの招待 (Ascii books)
- 作者: 坂本文
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 1990/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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『坂本文著、続・たのしいUNIX―シェルへの招待』
続・たのしいUNIX―シェルへの招待 (Ascii books)
- 作者: 坂本文
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 1993/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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とこで話を本筋に戻して、師匠の記事が掲載された肝心の雑誌内容ですが、『ファイルシステム祭り』です。師匠の記事もこの中で御座います。カッコいいー。
総力特集 - 進化を続ける最新ファイルシステムの機能と特徴
OSのもっとも基本的な機能であるファイルシステムは、可用性と信頼性を高めるためにつねに進化を続けている。今回はWindowsやUNIX、エンタープライズシステムで使われる最新のファイルシステムの機能や特徴、そして技術について解説していく。可用性を高めるためにどのような技術が投入されているのか。信頼性を高めるために、どのような機構が採り入れられたのか。重要なデータを保存するためのファイルシステムの“いま”を見ていこう。
(1) 欠くことのできない基盤技術 ファイルシステムをよりよく理解するための基礎知識
(1) Linuxシステムのスタンダード ext4 進化するファイルシステムの第4世代
(1) UNIXの伝統を受け継ぐファイルシステム FFS/UFS/UFS2の歴史と機能の進化
(1) IBM AIXシステムのキーテクノロジー JFS/JFS2に見るファイルシステム技術
(1) マイクロソフトの2つのファイルシステム Windows標準のFATとNTFS
(1) Linuxの次世代スタンダード候補 Btrfsのアーキテクチャ概要と今後の展望
(1) ストレージプールで柔軟なファイルシステムを実現 先進の機能と高い信頼性をあわせ持つZFS
(1) 長く改良が続けられてきたMac OS Xを支えるファイルシステムHFS Plus
(1) DragonFly BSDで開発されている大規模ファイルシステムHAMMER
(1) ネットアップが開発したファイルシステム ストレージ機器向けファイルシステムWAFL
(1) サンやHPも採用する最初の商用ジャーナルファイルシステムVxFS
ASCII .technologies ( アスキードットテクノロジーズ ) 2010年 01月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/11/24
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思い出すこと、二十年前、、、、探偵がまだ駆け出しの新米であった頃(師匠が探偵の師匠となる前の話ですが、)、何だか怖そうだったあまり喋った事のない隣の課のリーダーだった方(師匠の事ですが)にぜーんぜんコンピュータの事知らない探偵が質問したのは、ファイルシステムの事でした。SUN OSの事が全然分からないままにCAD(実はそのCADも製図も良く解らないのが本当だったのですけど)を使っていた探偵が、どんな仕組なのか?不思議に思っていた探偵に懇切丁寧に超難しいことを理解出来る範囲の外側まで判りやすく教えてくださったのでした。それが最初に質問した事でした。それから師匠となったのでした。
書店にて是非お手にとってご覧下さいませ。良ければ一家に一冊どうぞ(宣伝です)。
*1:-実は師匠に頼まれて掲載記事を添削したのは、何を隠そう探偵で御座います。-