今日の格言
「癖を尊重せよ」
『ある種の欠点は、その人間の存在にとって不可欠である。古くからの友人がある種の癖をやめたと聞けば、不愉快になることだろう。』
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ Johann Wolfgang von Goethe
引用元:『ゲーテ全集 (13)』全集394ページ
- 作者: ゲーテ
- 出版社/メーカー: 潮出版社
- 発売日: 2003/05/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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解説では「癖にエネルギーがある」や「癖は愛すもの」と説いており、癖は長所と表裏一体であり、相手を癖を含めて愛することができるとより相手を理解できるのだそうだ。
確かにそうだと思う。たとえ悪癖だろうと、親友や恋人がその癖を見せてくれるという事は安心する。それは相手が自分に対して心許してくれていて、つまり無防備になっているのでしょうから。深い付き合いになれば、それが露骨に出すぎると、嫌になるかもしれないけれど。やっぱり出しすぎるもの良くないかもです。親しき仲にも礼儀あり、っていう諺もあることですしね。でも癖の無い奴は人間味が無いから面白くないのは、間違いないです。探偵は癖だらけだからって言い訳じゃないですよ。