工藤探偵事務所

Resarch and Investigation

『日本奥地紀行』イザベラ バード

kudo-shunsaku2007-06-19




本も買いすぎで読みきれない。

しかも探偵週間に突入しているのに、また面白そうな本に出逢ってしまいました。

書店で平積みしていて表紙に眼が留まり、想わず手に取ってしまいました。

日本奥地紀行 (平凡社ライブラリー)

日本奥地紀行 (平凡社ライブラリー)

この時代に女一人で異国を旅してその隅々まで周るとは尋常じゃない冒険心があったのだろうと想い馳せます。

しかもその情景を文字にしたため、大量の文献として発表しています。まさに時代を知る上で稀少な情報を含んだ「旅ブログ」となっています。このころブログがあったら、もっと沢山の詳細な情報、各地の風情と人情の機微が書き留められていたことでしょう。


彼女は北日本を旅した際には当時未開の蝦夷にまで行き、アイヌコタンでも滞在している様子。

探偵も故郷の事、少しは知ろうと想います。

読み終わってから、気がついたら所感でも書きます。


追記:

無論、洋書(英語)でも色々な版が出版されている様子です。

Unbeaten Tracks in Japan: The Firsthand Experiences of a British Woman in Outback Japan in 1878

Unbeaten Tracks in Japan: The Firsthand Experiences of a British Woman in Outback Japan in 1878

でもこのペーパーバック版の表紙の軽さは無いですよね。

ちょー軽いし、どんだけー、って位、ありえない、にゃにゃにゃない、苫小牧。